
「お店や会社でブログを始めたけれど、一体何を書けばいいのさ?」
ビジネスブログのネタ、悩みますよね。
しかも普段の営業の合間にブログに手を付けるなら、そんなに毎回時間をかけて考えてもいられませんよね。
でも大丈夫です。
この記事のやり方を参考にしてもらえれば、ビジネスブログのネタは短時間で山ほど出ます。
「ネタありすぎてどうしよう・・・!」というくらい出ます。
早速その手順をお伝えしましょう。それでは、どうぞ!
①ブログは「誰に」読んでもらうの?をハッキリさせる
※ビジネスのペルソナ(対象顧客)がハッキリ決まっている場合は、この章を読み飛ばしていただいて構いません!
せっかくブログをWEB上にアップするなら、誰かに読んでもらわないと意味ないですよね。
では、その「誰か?」とはどんな人ですか?
店長ですか?社長ですか?スタッフですか?
そんな内輪ブログじゃなくって、「お客様」に向けてのブログですよね!
さぁ一口に「お客様」と言っても、結構色んなパターンの人がいます。
- セールやクーポン狙いの、とにかく安さ目当てのお客様
- 必要に迫られたら来るけど、目的が果たせたらOKでコミュニケーションは必要としないお客様
- めっちゃ遠方に住んでいて、2年に1回くらいしか来られないお客様
- あなたのビジネスのコンセプトや理念に共感し、長くファンでいてくれるお客様
など・・・
さて、あなたが一生懸命ブログを書いて語りかけ、つながりたいのはどんなお客様!?
ビジネスブログのネタを掘り起こす前に、まずは「一生懸命ブログを更新してまで情報を伝えたい人」を決めておくことはとても重要です。
なぜなら、どれだけブログのネタがあろうとも「この人に・・・!伝えたい・・・!!」という熱意がなかったらブログは続かないから。
お店や会社のブログは誰のために書くの?誰に読んでもらいたいの?
この問いに対してピンとこない場合は、まずはその人(ペルソナ:理想の対象顧客)を明確にイメージするところから始めましょう。
※ペルソナの決め方と、スムーズに決めるためのワークシートが付いた記事はこちら↓↓
②読者とビジネス(お店・会社・サービス)の共通項をリストアップする
ビジネスブログを読んでもらう相手(ペルソナ:理想の対象顧客)がハッキリしたら、次はその人との「接点」をキーワードにしてリストアップしていきます。
「接点」とは?
あなたのビジネスで解消できそうなお客様の悩み・営業エリア・サービス名・商品名・社名(店名)・実際話したら盛り上がりそうな話題(スポット・ライフスタイル・趣味・イベント・・・)など、
あなたとお客様との間で、なんとなく共有している話題だよな~・・・と思うことです。ビジネスで解消できそうなお悩みを多めにキーワード化しておくのがコツです。
※イメージ↓↓
例えば、美容室のブログなら・・・
「ヘアカラー」「デジタルパーマ」「白髪」「枝毛」「前髪」「くせ毛」「縮毛矯正」「ヘアアレンジ」「〇〇市(拠点エリア)」「ゆかた 髪飾り」「「〇〇シャンプー(商品名)」「〇〇洗い(世間で話題の洗髪法)」「〇〇祭り(地域の大イベント)」
などが接点キーワードに当たります。
※イメージ↓
こんな感じで、最低でも30個くらいは接点キーワードを出しておきましょう。
③ツールを使ってブログネタを一気に大量発掘する
次に、接点キーワードと「キーワードツール」を使って、ブログのネタを一気に大量発掘していきます。
キーワードツールとは、世間でよくネット検索されているキーワードを一括取得できるものです。
はいここで、ネット検索のキーワードがどうしてブログのネタになるのか?と疑問に思われたことでしょう。
分かりやすく説明すると、「ネット検索=疑問や悩み・不安を解決したくてする行為」です。
そしてあなたのビジネスのお役目は「持っているスキルや知識で、お客様の疑問や悩み・不安を解決すること」です。
つまり、あなたのビジネスに関係するネット検索キーワードは、あなたのお客様の疑問や悩み・不安を解決することにつながるのです。
あなたのビジネスに関係するネット検索キーワードをブログのネタとして記事を書いていけば、お客様にとっては超役立つ情報となります。
ひたすらスタッフの私的な話をされるブログと比べれば、「頼りたい!」「ここにお願いしよう!」と思われる度合い(信頼度)は明らかに高くなります。
だから、あなたのビジネスに関係するネット検索キーワードをブログのネタにするのがおすすめなのです。
ではここからは、キーワードツールを使ったブログのネタの大量発掘方法を動画で解説します。↓↓
もうこの時点で「ブログのネタ困るわぁ~」ということはほぼなくなります。
④お客様との会話からブログネタを発見する
普段お客様と交わしている会話の中にも、ブログのネタがごろごろ落ちています。
例えば、
- 最近何人もの方から受ける同じような質問や問い合わせ
- 多くのお客様に共通している悩み
などは「今、ホットな話題(情報提供したら喜ばれ、信頼される話題)」である可能性が高いです。
会話の中からそんな要素を見つけたら、すかさずメモ!ブログのネタとして採用しましょう。
ちなみに、同業他社のホームページなどに載っている「よくある質問」も、ブログのネタのヒントになります。
寄せられた質問内容を参考に「自分だったらどう答えるかな?」と考えてブログ記事にしても、お客様にとっては価値ある情報になります。
※回答を丸パクリするのはやめましょう。
⑤質問投稿サイトからブログネタを発見する
ビジネスブログのネタ元として、>>Yahoo!知恵袋などの質問投稿サイトも使えます。
知恵袋の検索窓に「接点キーワード」を打ち込んだら、隣の「条件指定」をクリックしてみてください。
条件指定の中で、質問が投稿された期間を1年以内くらいに設定して検索します。
接点キーワードに関する最近の質問が表示されます。
各質問を読んでいき、新しい接点キーワードを見つけたり、「質問に自分が答えるとしたら?」の視点でそのままブログのネタにしたりできます。
とくに閲覧数の多い質問は、世間から注目度が高い(=あなたのビジネスのお客様も関心を持っている)可能性が高いです。
積極的にブログのネタに取り入れてみてください。
まとめ
お店や会社のブログのネタはどうやって見つけるのか?最後に手順や方法をおさらいします。
>>ペルソナの決め方!”売る人探し”で消耗しないための大前提とは
②あなたとお客様との間で、なんとなく共有している話題だよな~・・・と思うことをキーワード化する
例)あなたのビジネスで解消できそうなお客様の悩み・営業エリア・サービス名・商品名・社名(店名)・実際話したら盛り上がりそうな話題(スポット・ライフスタイル・趣味・イベント・・・)など、
③②の接点キーワードから派生する「検索キーワード」をキーワードツールを使って一気に発掘!
→ひとつひとつがブログのネタになる!
④実際にお客様から寄せられる質問や相談もブログのネタ!
⑤質問投稿サイトでリサーチしてもブログのネタは見つかる!
ネタ切れなんて絶対しない気がしませんか?
もうこれで、苦し紛れに「今年の社員旅行は伊豆でした」なんて書かなくてすみます。
ぜひ、お客様にとって読む意味のある内容を書き、信頼されるビジネスブログにしていきましょう。