
「お問い合わせフォームから問い合わせが来た!ひょっとして新規のお客様かも!?」
ドキドキしながら確認してみたら、何やら外国語で書かれたわけの分からないメッセージ(スパム)だった・・・。
そんなことって結構ありますよね。
「Hi!」とか陽気なテンションで闇のURLに誘おうとしてくる輩たち。これはなんとかせねば!
ということで、スパムやボットを止めてくれる「reCAPTCHA」をNinja Formで作ったお問い合わせフォームに導入してみました。
reCAPTCHAとは何か?超ざっくり説明!
reCAPTCHAとは、Googleが開発した対スパムツールです。
ロボットを使って無作為に送りつけてくる迷惑メッセージなどをブロックするツールで、ホームページやブログなどへの設置は無料でできます。
※Googleアカウントが必要です。
●ロボットにとって操作が難しいチェックボックス認証を設けてブロック(Version2)↓
●最新のVersion3にいたっては、もはやチェックすら不要に!↓
reCAPTCHAをスパムが送られてきそうな場所(お問い合わせページ・ログインページ・登録ページなど)に設置しておくことで、迷惑メッセージを減らすことにつながります。
もちろん、セキュリティ性も上がります。
ちなみに、お問い合わせフォームプラグインのNinja Formsは、2019年3月末現在ではVersion2(v2)に対応しています。
当初は、最新のVersion3(v3)を設置しようとしましたがエラーが出ました。
プラグインの更新でv3も使えるようになることを期待して、今回は「reCAPTCHA v2」の方を設置していきます。
【手順1】reCAPTCHAにサイトを登録する
まずはGoogleにログインした状態で>>「reCAPTCHA」の公式サイトにアクセスし、右上の「Admin console」ボタンをクリックします。
次の画面で、必要事項を入力していきます。
●ラベル⇒自分が覚えやすい名前を入力
●reCAPTCHAタイプ⇒v2にチェック、「私はロボットではありません」チェックボックスにもチェック
●ドメイン⇒reCAPTCHAを導入したいサイトのドメインを入力
続きです。
●reCAPTCHA利用条件に同意する⇒チェック
●アラートをオーナーに送信する⇒チェック
そして「送信」をクリックしましょう。
「サイトキー」と「シークレットキー」の2つのコードが発行されます。Ninja Formsに登録するのでコピーしておきましょう。
【手順2】Ninja FormsとreCAPTCHAを連携させる
WordPressダッシュボード左側の[Ninja Forms]の項目から、[設定]をクリックします。
「reCAPCHAサイトキー」の欄に、先ほどコピーしたサイトキーを貼り付け。
「reCAPCHA秘密鍵」の欄に、先ほどコピーしたシークレットキーを貼り付けます。
「reCAPCHA言語」の欄には、日本語をあらわす「Ja」と入力します。
ページ下の「設定を保存」ボタンをクリックして保存しましょう。
次に、Ninja Formsのダッシュボードを開きます。
次の画面で、reCAPTCHAを設置したいフォーム名をクリックします。
次の画面で、右下の「+」ボタンをクリックしましょう。
追加できる項目のリストが出てきます。「reCAPTCHA」を見つけてクリック。
reCAPTCHAがある場所は、たいてい送信ボタンの直前だと思います。ドラッグ&ドロップで位置を調整します。
「reCAPTCHA」の設定ボタン(歯車マーク)をクリックします。
次に、右側に出てきた項目の「ラベル」に”reCAPTCHA”という文字が入っていますが、消して空白にします。
これでreCAPTCHAチェックボックスの直前にラベル(”reCAPTCHA”という文字)が出なくなります。
最後に「終了」をクリック。
「公開」ボタンをクリックしましょう。
設置したお問い合わせフォームを確認して、reCAPTCHAチェックボックスが表示されていれば完了です!
まとめ
ご商売のホームページやブログが必須の時代=スパムとの戦いが必須の時代ですね。
もう何なんでしょうね、スパムって。
無料で対策できるツールはありがたく使わせていただきましょう。
Ninja Formsでお問い合わせフォームを作っている方は、ぜひreCAPTCHA導入をお試しください。