ホームページ

 

「せっかくホームページを作るなら、SEOに強いものがイイ!!」

このページを読んでいるあなたは、きっとそう思っているのではないでしょうか?

 

たくさんの見込み客が検索であなたのホームページを見つけ、アクセスがバンバン集まり、お問い合わせや来訪につながる!

ホームページのSEOを強くしたいと思う先には、このような理想のイメージがあるでしょう。

 

では、具体的に何をすればホームページのSEOは強くできるのか?

 

  • ホームページに掲載する内容
  • 各ページでやっておきたい設定
  • SEOに役立つツール
  • ホームページ作成ツール(サービス)の比較

など細かいテクニックはもちろん、「SEOに強いホームページを作るための基本的な考え方」もお伝えします。

 

 

集客や売上げにつながるホームページを作るには、「各ページに意味を持たせること」が大切です。

 

なんとなく・・・で情報を入れてカタチにするのではなく、「ホームページを見た見込み客にあなたのビジネスの価値が伝わる」ことを意識して、この先を読み進めてみてください。

 

SEOに強いホームページを作るためのベースとなる考え方

まず最初に「SEOに強いホームページの定義」について確認しておきましょう。

この考え方がベースにあれば、ホームページのSEO対策をしやすくなります。

 

 

「SEOに強いホームページ」とは、「検索エンジンGoogleに太鼓判を押されたホームページのこと」です。

 

日本の検索エンジンのシェアは、9割以上がGoogleです。(※Yahoo!はGoogleの検索システムを採用しています)

 

日本の検索エンジンシェア2018

statcounter Search Engine Market Share Japanより引用

 

なので、SEOを強くしたい(=検索で上位表示したい)と思うならば、検索エンジンのGoogleに「このホームページは価値がある!」と認識してもらうことが必要になってきます。

 

 

では、Googleがどんな基準でホームページの価値を決めているのかというと、

  1. 検索ユーザー(あなたのビジネスの見込み客)にとって、そのホームページは信頼できるのか?
  2. 検索ユーザー(あなたのビジネスの見込み客)にとって、そのホームページは役に立つのか?

大きく分けて、この2つがポイントとなります。

 

 

Googleは「ユーザーファースト(検索ユーザー第一主義)」を貫き通しているので、

Google
あなたのビジネスの見込み客が「信頼できて役に立つ!」と感じる内容のホームページなら、ウチも太鼓判を押して検索上位に出すよ

 

というスタンスです。

 

 

以上を踏まえると、ホームページのSEOを強くするには、「あなたのビジネスの見込み客」にひたすら焦点を当てて、

  • 見込み客に「信頼される」には、何をすれば良いのか?どんな情報が必要か?
  • 見込み客に「役に立つ」には、何をすれば良いのか?どんな情報が必要か?

を突き詰めることが大切になってきます。

 

 

あなたのビジネスの見込み客に「信頼される」ためのホームページSEOとは?

「見込み客に信頼されるホームページ」にするには、次の質問にYES!と答えられるクオリティを目指していきます。

初めてあなたのホームページを見た見込み客が「クレジットカード情報(個人情報)を渡してもいい」と思えるか?

 

要するに、「ホームページを見ただけで、安心してサービスを利用したくなるかどうか?」の基準を持つことが重要です。

すると、こんな要素がホームページ内には必要だということが分かります。↓↓

 

Check!
●ビジネスのジャンルについて、あなたが専門家である証拠
●これまでの活動実績
●お客様の声など第三者的な評価
●(拠点のあるビジネスについて)場所やアクセス方法の詳細
●提供している商品・サービスの十分な説明
●問い合わせフォームの設置や連絡先の明記
●ホームページ自体のセキュリティ性(HTTPS化
●時代に合わせたデザイン
●情報の更新頻度

 

逆に考えてみると、さらに分かりやすくなります。

 

 

専門家かどうかよく分からない情報の乏しいホームページからは、誰も買おうと思いません。

場所やアクセス方法が分からなければ、誰も行こうと思いません。

何を売っているのかよく分からなければ、誰も興味を持ちません。

URL横に「保護されていません」という表示が出るホームページは、怖くてすぐに閉じたくなります。

一昔前のデザインで更新もされていないホームページからは、「今もこのビジネス続いてるの?」という不安感が生まれます。

 

 

こんな風に「見込み客側の視点」に立って観察していけば、SEOを強くするために必要な「ホームページの基本要素」が浮かんできます。

 

 

あなたのビジネスの見込み客に「役に立つ」ためのホームページSEOとは?

「見込み客にとって役に立つホームページ」をもう少し詳しく言い換えると、「Google検索している見込み客にとって役に立つホームページ」になります。

 

SEOとは「検索エンジンを使っている見込み客に気付いてもらうこと」なので、ここで「検索キーワード」という概念が出てきます。

 

 

【※イメージ↓↓】

①あなたのビジネスに関連する「キーワード」で検索している人が・・・

検索

 

②検索結果上であなたのホームページを発見して・・・

検索結果

 

 

③ホームページにアクセス!

ホームページにアクセス

 

このような行動の流れを考えると、「Google検索している見込み客にとって役に立つホームページ」とは、

検索ユーザー(見込み客)が抱えている疑問や悩みを解決するホームページ

となります。

 

 

「検索エンジン上にいる見込み客」の疑問やお悩みは多種多様です。

 

例えば、英語教材の見込み客が抱える疑問やお悩みであれば、

  • 英語を上手に喋るコツを知りたい
  • 英語のヒアリングが上手くなる方法を知りたい
  • ビジネス英語が使えるようになりたい
  • 自宅で英会話を勉強したい

・・・などなど、求めている答えの違う疑問やお悩みたくさん出てくるはずです。

 

 

それら疑問やお悩みが「検索キーワード」に変換されて、見込み客は検索エンジンにやってきます。

  • 英語を上手に喋るコツを知りたい⇒「英語 喋る コツ」
  • 英語のヒアリングが上手くなる方法を知りたい⇒「英語 ヒアリング 上達」
  • ビジネス英語が使えるようになりたい⇒「ビジネス英語 初心者」
  • 自宅で英会話を勉強したい⇒「自宅 英会話」

 

 

ということは、検索エンジン上で見込み客にホームページを見つけてもらうには、多種多様な疑問やお悩みに「答えるページ」が必要になります。

 

なぜなら検索エンジンの役割は、検索ユーザーの疑問やお悩みに答えることだからです。答えていないページは検索結果に表れません。

 

 

裏を返せば、検索エンジン上にいる見込み客の疑問やお悩みに「たくさん答えているホームページ」ほど、SEOは強くなります。

 

 

【※イメージ↓↓】

ホームページにアクセスが集まる仕組み

 

ここで、「じゃあ”よくある質問集”のページを1つ追加すればいいのでは!?」と思われた方もいるかもしれませんが、それはおすすめしません。

 

なぜなら、Googleが最も重視しているのは「検索ユーザーの需要に合った質・量の情報を、最低限の手間で提供すること」だからです。

Googleの品質評価ガイドラインに書かれていることです。

 

 

さまざまな疑問を集めて1ページで答える「よくある質問集」は、ユーザーに情報を探す手間をかけさせます。

 

それよりも、1キーワード(1つの疑問)につき1ページを設け、丁寧に答えていく連載型のブログやコラム形式の方が、Googleからの評価は高くなります。

 

 

ということは、SEOに強いホームページを作るには、ブログなどを設けて「情報更新型」にしていく必要があるということです。

 

しかも、ホームページのSEOを強くしようと頑張っているのはあなただけではありませんから、「競合他社よりも検索順位が良くなるような質の高いブログ(コラム)」を連載する意識が欠かせません。

 

 

「そんなブログ(コラム)はどうやって書くの!?」という疑問については、かなり長くなるので別記事で解説します。

 

先にざっくりと順番だけ解説すると、

①見込み客の検索キーワードを見つける
②その検索キーワードで、現在上位表示しているライバルページをチェックする
③ライバルページを上回るような情報の質を意識してブログ(コラム)を書く

となります。

 

「競合他社よりも検索順位が良くなるような質の高いブログ(コラム)」の書き方については、こちらのページを参考にしてください↓↓

 

 

【補足1】使い勝手の悪いホームページはSEOを弱くする!

「見込み客にとって役に立つホームページ」の、もうひとつの捉え方として「使い勝手の良さ」が挙げられます。

 

特に、

  • スマホからの操作性(モバイルユーザビリティ)
  • ホームページの表示速度(URLをクリックしてからページが表示されるまでの時間)

の2つが重視されています。

 

 

スマホでホームページを見たときに、目をこらさなくても読める文字の大きさか?わざわざ指で拡大縮小しなくても良いか?他のページに移りやすい構造になっているか?

ホームページのURLをクリック(タップ)したときに、すぐにページが表示されるか?

 

これらに気を配り、使い勝手を改善していかなければ、いくら質の高い情報が載っているホームページでも「役に立たない」ものになります。

 

 

ホームページの使い勝手の良さを測るには、Googleが無料で提供しているWEB改善ツール「Google Search Console」を使うのがおすすめです。

このツールにホームページを登録すると、スマホからの操作性を自動でチェックしてくれます。

 

モバイルユーザービリティ

 

使い勝手に問題があればGoogleの方から教えてくれるので、ぜひ登録しておくことをおすすめします。

 

 

Google Search Consoleは、その他にもSEOに役立つ機能がたくさんあります。詳しくは下の2記事をご覧ください↓↓

※WordPress以外でホームページを作っている場合は、「〇〇(システム名)サーチコンソール 登録」などのキーワードで検索してみてください。

 

 

ホームページの表示速度については、これまたGoogleの無料ツールである「Googleアナリティクス」が便利です。

各ページの速度について、スコアと改善アドバイスを出してくれます。

 

サイトスピードテスト アナリティクス

 

どのページにどれだけアクセスがあるか?など、ホームページ全体の分析をするのにも役立ちます。

 

ぜひGoogleアナリティクスにも登録しておきましょう。

※WordPress以外でホームページを作っている場合は、「〇〇(システム名)Googleアナリティクス 登録」などのキーワードで検索してみてください。

 

 

このように、SEOが強い「見込み客にとって役に立つホームページ」は、質の高い情報と使い勝手がセットになっていると覚えておきましょう。

 

 

【補足2】「地域+業種」のキーワードで上位表示したいなら・・・

ホームページのSEOを強くしたい!とご希望の事業主の方は、よく「地域+業種」のキーワードで上位表示させることに熱心になります。

例えば「福井市 ランチ」などのキーワードです。

 

 

しかし近年「地域+業種」のキーワードで検索上位に来るのは、「その地域の業者リスト」です。

 

Googleマップと連動しているリストが真っ先に目に入るため、検索ユーザーは、そのリストの中から好みのお店や会社を探す行動を取ります。

 

Google業種検索

 

なので、「地域+業種」のキーワードであなたのビジネスの存在を見つけてもらうには、Googleマップと連動しているリストで上位表示する施策が必要になります。

この施策のことをMEO(Map Engine Optimization)と言い、ホームページのSEOとはまた別のやり方です。

 

 

もしも「地域+業種」のキーワードで上位表示することを目指すなら、MEOについても理解を深めておくといいでしょう。

 

【MEOの参考になる記事↓】

>>MEOの具体的やり方は4つ!Googleマップ上位になる為の考え方

 

 

SEOに強いホームページを作るためのツール選び

WordPress、Wix、Jimdo、Ameba Ownd・・・。

世の中には数々のホームページ作成ツールがありますが、SEOを強くするにはどれを選んだら良いの?と疑問に思っている方もいらっしゃるでしょう。

 

「検索エンジン上にいる見込み客」にホームページを見つけてもらうには、「見込み客の検索キーワードに丁寧に答えるブログ(コラム)の連載」が効果的だとお伝えしました。

ということは、ブログ(コラム)1つ1つに対して、適切なSEO対策ができるツールの方がふさわしいと言えます。

 

 

ブログ(コラム)1つ1つに対する適切なSEO対策とは、タイトルタグとメタディスクリプションの設定です。

この2つは、Googleに対してページの内容を正しく伝えるためのものです。検索結果にページを掲載するのに、とても重要な役割を果たします。

 

タイトルタグとメタディスクリプションが各ページごとに設定できるツールであれば、SEOを意識したホームページの土台として安心です。

※あとはコストや操作性などで比較して選ぶことになります。

 

多くの方が使っているWordPress、Wix、Jimdo、Ameba Owndの4つを比べてみましょう。

 

 

WordPress

タイトルタグ・メタディスクリプションともに、各ページごとに設定可能です。

 

タイトルタグ↓

タイトルタグ

 

メタディスクリプション↓

メタディスクリプション

 

WordPressでホームページを作る場合、独自ドメインとサーバーの管理で月1000円ほどのコストがかかります。

 

ただし、ホームページ作成サービスに依存しないので、作成サービスの終了による強制的なホームページ閉鎖のリスクがありません。

 

 

Wix

ホームページ作成サービスです。

タイトルタグ・メタディスクリプションともに、各ページごとに設定可能です。無料アカウントでも設定できます。

 

Wix 個別SEO

 

月900円~の有料アカウントにすると、独自ドメインに変更できます。(https://abc-shop.jpなど、https://以下をビジネスに合わせた好みの文字列に変えられる)

また、あなたのビジネスに関係のない広告も表示されなくなります。

 

ビジネスの信頼性を考えると、有料アカウントの方がおすすめです。

 

 

Jimdo

ホームページ作成サービスです。

月990円~の有料アカウントにすると、タイトルタグ・メタディスクリプションが各ページごとに設定できます。(※使用料は年額で支払います)

 

jimdo

 

プランによって、作れるページ数の上限が決まっています。

ホームページのSEOを強くするためにブログ(コラム)を書くなら、月1590円のGROWプランが適しています。(※使用料は年額で支払います)

 

 

Ameba Ownd

ホームページ作成サービスです。

トップページのみ、タイトルタグとメタディスクリプションが設定できます。

 

アメーバオウンド

 

各ページごとのタイトルタグ・メタディスクリプションは設定できないので、ホームページのSEOを強くする目的で使うには、少々心許ないかもしれません。

 

 

こうやって比較した結果、個人的にはWordPress推し!なのですが、(このサイトもWordPressです)判断は人それぞれお任せします。

 

 

まとめ

ホームページ

SEOに強いホームページを作るためには、

●検索ユーザー(あなたのビジネスの見込み客)にとって、信頼できるホームページか?
●検索ユーザー(あなたのビジネスの見込み客)にとって、役に立つホームページか?

この2つの問いを常に立て、内容を構成していきます。

 

 

信頼されるためには、次のような基本情報はマストです。

●ビジネスのジャンルについて、あなたが専門家である証拠
●これまでの活動実績
●お客様の声など第三者的な評価
●(拠点のあるビジネスについて)場所やアクセス方法の詳細
●提供している商品・サービスの十分な説明
●問い合わせフォームの設置や連絡先の明記
●ホームページ自体のセキュリティ性(HTTPS化
●時代に合わせたデザイン
●情報の更新頻度

 

 

また、より多くの見込み客に役立ち、ホームページが発見されるように、

「検索エンジン上にいる見込み客の疑問やお悩みキーワード」に1つずつ答えるブログ(コラム)を連載し、それぞれのページを上位表示させる

ことも効果的です。

 

 

SEOを強くするには、Googleにページの内容を正しく読み取ってもらう必要があります。

 

そこで、

  • 各ページごとに、タイトルタグやメタディスクリプションの設定ができるか?
  • Googleのツール(Search ConsoleやGoogleアナリティクス)に登録するか?

など、細かいテクニックにも気を配っていくことになります。

 

 

SEOと聞くと、細かいテクニックにばかり注目しがちになりますが、テクニックは「ホームページの情報の質」が高いからこそ効果を発揮します。

 

まずは、あなたのホームページを今後見てくださるであろう「お客様」に焦点を当て、その人から信頼されるための要素を棚卸しすることから始めましょう。