ショップブログ

 

「お店のブログ書いたら?集客に効果あるらしいよ」

そんな話を耳にして、ではいっちょ作ってみるか!と思っている方へ。

 

ブログって、めちゃくちゃ奥深いですよ。

だから、やるならちゃんと作りましょ、と声を大にして言いたい。

 

 

  • そもそも、何のためにブログを書くのでしょう?
  • 人生の貴重な時間を割いてあなたのブログを読んでいる人に、何を伝えたいですか?その人がブログを読むことで、どうなってもらいたいですか?
  • ネット上に無数にあるWEBページの中から、どんな人に、どうやってブログを見つけてもらいますか?

 

この3つをしっかり掘り下げて土台にしないと、お店のブログはネタ切れして続かなくなります。そして、集客にもつながりません。

 

そうです、お察しの通り「お店のブログ=単なる毎日の活動日記」ではないのです。

 

 

では、あなたのお店にとって理想的なお客様が集まってくるブログを作るには、どうしたらいいのか?

これから気合いを入れてお伝えしていきたいと思います。

 

 

【掘り下げ必須!】そもそも、何のためにお店のブログを作るのか?

集客

お店のブログを作る目的は何でしょうか?

 

  • 集客のため
  • 売上げアップのため
  • 知名度アップのため

パッと出てくるのは、こんな感じではないかと思います。

 

ではお聞きします。

 

集まるんだったら、どんな人でもいいですか?

例えば、お店のサービス自体はどうでもよくて、席が占領しやすそうだから来る・・・という人が集まってきてもいいですか?

 

売れるんだったら、どんな人にでもいいですか?

商品やサービスに込められたこだわりや想いを全く理解せず、安いから買う、持ってないから1回だけ渋々買う・・・という人にでも売れればいいですか?

 

知れ渡るんだったら、どんな人にでもいいですか?

お店の雰囲気にそぐわない振る舞いをする人にも、知ってもらって、来てもらいたいですか?

 

 

違いますよね。

 

信念や熱い想いを込めて商品やサービスを提供しているならば、「こんな人に選んでもらって、喜んでもらえたら最高だよな~・・・」という”理想のお客様像”があるはずです。

 

逐一意識はしていないかもしれませんが、例えばメニューやコースを考えるとき、お店の中にお客様がいることを想像するとき、「こんな人!」というイメージがほわ~んと出てきているはずです。

 

 

その”理想のお客様像”を、まずはちゃんと認識してみましょう。(これを”ペルソナ”と言ったりします)

 

 

  • (理想のお客様に)集まってきてもらうため
  • (理想のお客様に)喜んで商品やサービスを購入してもらうため
  • (理想のお客様に)知ってもらうため

このように、ブログは「誰に対して書くの?」という視点で考えていくと、

 

 

  • その人がお店に興味を持つためにはどんな情報が必要なのか?
  • どんな雰囲気で伝えるか?
  • どんな言葉や表現で伝えるか?
  • どんな価値観を共有するか?

が見えてきます。

あなたのお店のことをよく知らない理想のお客様との間に、ブログで架け橋を作る感覚です。

 

 

反対に「誰に対して?」の視点が欠けていると、『今日はスタッフみんなでBBQです』とか、『〇〇新発売!!超カワイイ~!買わないと損しますよー』とか、とりあえず何か書いとけ!という独りよがりブログになります。

 

理想のお客様と通じ合う姿勢が(実際はあったとしても)ブログから感じられなければ、納得のいく集客効果は得にくいのです。

 

 

お店のブログを作る目的は?

  • (理想のお客様に)集まってきてもらうため
  • (理想のお客様に)喜んで商品やサービスを購入してもらうため
  • (理想のお客様に)知ってもらうため

理想のお客様とブログを介して通じ合うため!

 

そのために、まずは「誰に?(どんな人が理想のお客様?)」という部分をしっかり言語化していきましょう。

 

※理想のお客様の言語化に便利な記事はこちら↓

 

 

【掘り下げ必須!】人生の貴重な時間を割いてあなたのブログを読んでいる人に、何を伝える?どうなってもらう?

ブログ読者

あなたのお店のブログを読んでいる時点では、その人はあなたのサービスにまだお金を払っていないかもしれません。

しかし、人生の中の貴重な時間は、確実にあなたのお店のブログに捧げられています。

 

そんな、タダで「時間」を提供してくれている読者(見込み客)に、あなたのお店のブログではどんな情報を返しますか?その情報を通じて、読者(見込み客)にどうなってもらいたいですか?

 

これを突き詰めるのは、「ブログに何を書くか?」を明確にすることにつながります。

 

 

真っ先にやることは、読者(見込み客)が抱える不安や疑問をなくすこと

疑問潰し

お店のブログにどんな情報を掲載していくか?せっかく時間を割いて読んでくれている人(見込み客)に対して、どんな情報をお返しするか?

この視点で考えたときに、まず真っ先にやることは「その人が抱えている不安や疑問をなくすこと」です。

 

前の章で解説した”理想のお客様”は、まだ行ったことのないあなたのお店に対して、どんな不安や疑問を抱えているでしょうか?

 

・場所はどこなの?道順は?近くに目印はある?
・最寄り駅は?車で行っても駐車場ある?
・営業時間は?定休日は?
・混んでいる時間帯、混んでいない時間帯はいつ?
・どのくらい滞在できそう?
・予約はできるの?
・席は自分にとって座りやすい?
・何が売ってるの?イチオシは?
・平均予算はどのくらい?
・カードは使えるの?スマホ決済はできるの?
・行ったらどんな体験ができるの?
・子供連れでも歓迎してもらえる?
・ペットは連れて行ける?
・どんな接客をされるの?強引に売りつけられない?
・一見さんは入りにくいのかな?
・どんな客層がメインなの?自分が行って浮かない?
・どんな服装で行くのがふさわしいの?
・スタッフの雰囲気は?店内の雰囲気はどんなの?自分に合うかな~・・・
・口コミ(来店歴のある人の評価)が気になる・・・

 

このように、考えつく限りリストアップします。

そして、ひとつひとつの不安や疑問に対して、答えとなる情報をブログ内に組み込んでいきます。

 

 

店内の様子や、商品・サービス内容、お客様の声などはブログ記事として表現できます。

 

お店の基本情報(アクセスや連絡先)はブログのトップページやヘッダーなど、目立つ場所に配置すると分かりやすいです。いざあなたのお店に問い合わせたいときに、すぐに行動できます。

 

 

ポイントは、まだ来店したことのない人でも、まるで実際に訪れているかのような感覚を覚えるくらい情報を出すことです。

 

「よし、行ってみよう!」と思えるのは、すべての不安や疑問がなくなった状態のときです。

ブログを読んだ時点でその状態にまで持っていければ、あなたのお店を利用することに対する心理的障壁はほぼなくなります。

 

 

プラスアルファで、読者(見込み客)の日常が豊かになる情報を発信する

豊かな生活

お店のブログでは、「読者(見込み客)の日常が豊かになる情報」もどんどん発信していきましょう。

 

「読者(見込み客)の日常が豊かになる情報」とは、

  • あなたのお店の専門性を活かした生活の知恵
  • 読者が感動したり、温かい気持ちになるようなお店(商品・サービス)の誕生秘話(理念・信念・こだわり)

のことです。

 

そんな情報をブログに書いたところで一体何になるの?と思われるでしょうから、ひとつずつ解説していきます。

 

 

見込み客の日常生活の中ですら役に立てるお店になろう

ひらめき

例えば、お肉屋さんがブログを作るとして、その中に「スーパーの安い牛肉を高級ステーキ店レベルの味にするための下ごしらえ方法」という記事を書いたとしましょう。

 

これはすなわち、お肉屋さんの専門知識を活かした生活の知恵記事です。

 

 

さて、お肉屋さんのブログを訪れた人が「スーパーの安い牛肉を高級ステーキ店レベルの味にするための下ごしらえ方法」という記事を読んで「なるほどぉ~~・・・・!」と学びを深めたとしたら、この先どうなると思いますか?

 

スーパーで牛肉を選ぶ度に、お肉屋さんのブログを思い出すでしょう。
台所で牛肉の下ごしらえをする度に、お肉屋さんのブログを思い出すでしょう。

 

 

こんな風に、見込み客が日常の中で、ことあるごとにお店の存在を思い出してくれるようになります。

 

場合によっては、ブログのページをブックマークして、何回も読み直しに来てくれるかもしれません。

 

 

日常生活の中ですら役に立つ、自然と溶け込む情報(お店の専門性を活かした生活の知恵)は、見込み客とあなたのお店の接触回数を増やしてくれます。

 

誰しも、一度も接触したことのない人より、すでに会ったことのある人の方に親近感を覚えます。

自分から近づくタイミングが来たときには、後者に向かうはずです。

 

 

「お店の専門性を活かした生活の知恵」をブログに書いていくことは、まだ来店したことのない見込み客と、あなたのお店との心理的距離を縮めてくれるのです。

 

「お店の専門性を活かした生活の知恵記事」なんて書いたら、逆にお店に来なくなるのでは!?と思われるかもしれませんが、心配ご無用です。

多くの人は、日常と非日常を行ったり来たりすることで気分転換したり、ストレスを発散したりしています。ずっと日常にとどまり続けることはほぼありません。

お店に行って何かサービスを受けることは、非日常です。

つまり、見込み客が「日常を抜け出して非日常に行きたい!」と思ったタイミングで、あなたのお店の存在を思い出してくれればいいのです。

「お店の専門性を活かした生活の知恵記事」の役割は、見込み客が日常にいる時点から接点を作ることです。

 

※お役立ち記事のネタはどうやって見つける?そう思ったあなたはこちらをご覧下さい。↓

 

 

 

不変の「ストーリーの力」を味方に付ける

感動

多くの人は「ストーリーが大好き」です。

 

巻物から草子、そして書籍、演劇、テレビ、映画、ネットコンテンツ・・・と、時代や媒体が変われども「ストーリーを楽しむ」という目的自体は変わっていません。

 

誰が?何をしたの?どんな人生の転機があったの?どんな出会いがあったの?どんな想いを抱いてるの?

ストーリーが紐解けるとともに、感情が揺さぶられ、記憶に残っていきます。

 

 

さて、このようなストーリーの力をお店のブログに応用するとしたら?

 

  • どうして世間一般的な会社員にならずに、わざわざ努力や苦労を重ねてお店を開いたの?
  • どうしてその商品(サービス)なの?何かきっかけがあったの?
  • その商品(サービス)には、どんなこだわりや想いが込められてるの?
  • お店に来た人に、どんな良い変化を感じてもらいたいの?(理想の未来)

 

語れますでしょ?

 

むしろ、普段の営業中に熱く語れるタイミングがないからこそ、ブログで語って発信しましょうよ。

 

 

そのストーリーに感動したり、共感してくれるということは、真の意味でお店のファンになってくれるということです。

似たような商品やサービスを扱うお店が近隣にあっても、「あなたのお店で買いたい」と思って来てくれます。

 

 

読者が感動したり、温かい気持ちになるようなお店(商品・サービス)の誕生秘話(理念・信念・こだわり)ガンガン語りましょ!

 

軽くまとめます

人生の貴重な時間を割いてあなたのブログを読んでいる人に、どんな情報を伝える!?

◆理想のお客様(見込み客)が抱えている、あなたのお店に対する不安や疑問をなくす情報
実際に訪れているイメージを持ってもらい、いざ来店するときの心理的障壁をなくす

◆あなたのお店の専門性を活かした、見込み客の日常生活に役立つ情報
見込み客の日常生活の中にお店との接点を作り、思い出してもらいやすくする

◆読者が感動したり、温かい気持ちになるようなお店(商品・サービス)の誕生秘話(理念・信念・こだわり)
人が大好きなストーリーの力を借りて、覚えてもらいやすくする

 

 

【掘り下げ必須!】ネット上に無数にあるWEBページの中から、どうやってブログを見つけてもらいますか?

探索中

お店のブログを作る上でもうひとつ欠かせないのは、「どうやってブログを見つけてもらうか?」つまり、流入経路を考えることです。

 

ブログを作ったからと言って、すぐに読者があらわれるとは限りません。

ネット上には、同じくお店のブログが無数にあります。また、ホームページなどの他のWEBサイトも混在しています。

 

 

星の数ほどあるWEBページの中から、さて、あなたのお店のブログに”理想のお客様”を誘導するにはどうすればいいのか?

 

この点を無計画のまま進めると、書けども書けどもさっぱり目に触れられないブログになってしまいます。

 

 

では具体的に、ブログへの流入経路はどう作っていくのか?いくつかパターンをお話ししていきましょう。

 

 

【パターン①】無料ブログのコミュニティ×SNS戦略

無料ブログとSNSからの流入

アメブロやFC2ブログ、はてなブログなど、世の中には無料でブログが開設できるサービスがあります。

 

何と言っても無料、金銭的痛手ナシ!

なので、お店のブログを無料ブログで始めるケースは少なくありません。(無料だからこそのデメリットも実は見過ごせないのですが・・・。それはまた後述)

 

 

各無料ブログサービスには、多くの場合、コミュニティが存在します。

 

同じブログサービスを使っている人同士が、共通の話題でコミュニティを作り(属し)、お互いのブログを行き来できたり、お気に入りに登録できたりする仕組みです。

無料ブログを使うなら、まずはこのコミュニティ経由から流入が見込めます。

 

 

しかしながら、コミュニティ経由であなたのブログにやってきた人は、必ずしも見込み客層とは限りません。中には、物見遊山的に読みに来る人も含まれるでしょう。

 

そこで補完の意味合いを込めて、FacebookやTwitterなどの各SNSからもブログへの入り口を作ります。

 

 

あなたのお店、またはスタッフのSNSアカウントを運用して、”理想のお客様(見込み客)”に近い人にフォロワーになってもらいましょう。

そうして人が集まった状態で、投稿の一部としてブログのURLを露出させます。

 

 

SNSに投稿されたブログは必ず読まれるとは限りません。

それでも、フォロワーになってくれた方と信頼関係が築けていたり、フォロワーにとってめちゃくちゃ興味のそそる内容だったりすれば、ブログへの流入が生まれます。

 

 

こんな風に、コミュニティとSNSの二刀流で、じわじわとブログの認知度を上げていくイメージです。

 

 

この方法のメリットとデメリット

無料サービスを使ってお店のブログを作ると、当然費用はナシです。

そして、インターネット界の状況やトレンドに合わせて、ブログサービス側が勝手に仕様を変更してくれます。

 

  • 費用ゼロ
  • インターネット界の状況に自動で対応できる

これが最大のメリット!

 

 

ですが反面、デメリットが結構あります。

 

ブログが突如ネットからなくなる可能性がある

無料ブログの管理権限は、そのサービスを提供している業者にあります。

もしもその業者が、ブログサービスの提供やめます!と決めたら、ユーザーの作ったブログは期日をもってネット上から消滅します。

 

また、無料ブログサービスにはそれぞれ「規約」があるので、それに抵触すると丸ごと削除されることもあります。(ちなみに、商用利用禁止のブログサービスもあります

 

 

デザインの自由度が低い

無料ブログでは、みんな同じようなテンプレを使うことになります。

当然、どのブログも似たような見た目になりますし、「お問い合わせフォームにつながるボタンを先頭に配置したいなぁ・・・」などといったデザインカスタマイズもできません。

 

デザインにこだわりたい場合、不自由さを感じることでしょう。

 

 

目立つ場所に勝手に広告が表示される

無料ブログサービスは広告収益で成り立っています。

収益性を上げるためには、当然多くの人の目にとまりやすい場所に広告を配置するでしょう。

 

なので、ブログの中の「ここ、お問い合わせへ誘導するのにベストポジション!」というイチオシの場所が、広告で占められてしまいます。

分かりやすく言うと、集客のチャンスが関係ない広告に潰されるということです。

 

ほとんどの場合、勝手に表示される広告をオフにすることはできません。

 

 

検索でヒットしづらい

あなたのお店に関連のあるキーワードでネット検索がされたとき、検索結果の上の方に表示されて、ブログにアクセスされる!

こんな流れがバンバン起こったら最高ですよね。

 

ですが近年の傾向として、無料サービスを使って書かれたブログは、検索順位が振るわなくなってきています。

 

その理由はいくつかあるのですが、簡単に言ってしまえば信頼度の問題です。

 

何の痛手も伴わない、いつでもやめようと思えばやめられる無料ブログよりも、自分でドメインやサーバーを契約し、自らのフィールドを用意して発信しているブログ(独自ドメインブログ)の運営者の方が、比べてみたら信頼性が高い。

そう検索エンジンは判断する傾向があります。

それが検索結果にも反映するのです。

 

 

このように、メリット・デメリットを踏まえた上で、お店のブログ作りに無料サービスを使うかどうかを検討しましょう。

 

 

【パターン②】独自ドメインのブログで検索から流入×SNS戦略

独自ドメインブログへの流入パターン

無料ブログとよく比較されるのが、独自ドメインのブログです。

 

独自ドメインとは、当ブログのように自分でドメイン(sasaemi.com)を決めて有料で取得し、ネット上にブログを置く土地(サーバー)も自分で借りるスタイルです。

言わば、管理権限を全部自分が持っている状態にしているブログのことです。

 

※参考記事↓

 

 

独自ドメインブログの魅力は、ネット検索からの流入が見込めることです。

 

  • 見込み客が検索しそうなキーワードを記事タイトルに入れる
  • 検索キーワードに対する「答え」をきちんと記事内に書く

などと言った、「検索にヒットしやすくなるブログの書き方」を守って更新を続ければ、どんどんアクセスが集まるようになってきます。

 

しかも、見込み客が検索しそうなキーワード(あなたのお店やサービスに関心のある層が検索するキーワード)でヒットを狙うわけですから、問い合わせや来店につながりやすい人に絞ってブログを見てもらうことができます。

 

「月間〇万PV!」などと紹介されているブログのほとんどは、この手法です。

 

 

見込み客が検索しそうなキーワードであり、なおかつ、世間のたくさんの人が検索するキーワードでもあった場合。

検索結果の上位に躍り出れば、一気にまとまったアクセス(お店の認知度アップ)を得ることができます。

参考記事▼▼▼

 

さらに、”理想のお客様”がたくさんフォロワーになっている状態のSNSにもブログの記事を投稿すれば、ネット検索をしていない人にも情報が広がります。

 

 

見込み客の方から勝手にブログを見つけてくれる「検索」からと、自らフォロワーにブログを露出していく「SNS」から。

2つの流入口を組み合わせることで、あなたのお店の存在を世に浸透させていくやり方です。

 

 

この方法のメリットとデメリット

お店のブログを独自ドメインにしたときのメリットは、

  • 「検索にヒットしやすくなるブログの書き方」を守ってブログを更新すれば、無料ブログよりも検索上位に出やすい
  • ブログのデザインや構成の自由度が高い
  • 気兼ねなく商用利用できる

です。

 

無料ブログのデメリットが、そのままひっくり返ってメリットになった感じです。

 

とくに、あなたのお店に興味関心のある人に検索から見つけてもらいやすくなるのは大きいです。いわゆる「集客の自動化」ができてしまいます。

 

 

そして独自ドメインの場合、ブログの管理権限は自分にあります。

 

なので、全体的なデザインをどうするか?お問い合わせへの誘導はどの箇所に設けるか?など、カスタマイズの自由度も高いです。

兼ホームページとしての役割も十分果たせます。

 

堂々と商用利用できるので「プロっぽさ」を演出できるでしょう。

 

 

 

反対にデメリットは、

  • 運営コストがかかる(年間1万~2万円ほど)
  • インターネット界の状況には自分で対応していく必要がある

です。

 

運営コストとは、ドメインとサーバーの維持費です。

自分でドメインとサーバーを管理する以上、月に1000円程度、年間にして1~2万円はかかります。(経費に入れましょう!)

 

そして、インターネット界が時代の流れに合わせて重視する要素(今で言えば、スマホで使いやすいデザインや、訪問者のセキュリティ性を高める設定など)は、自分で取り入れていかなければなりません。

 

ちょっとばかし、WEBの世界のお勉強は必要になります。(それか、WEBに強い人とタッグを組むか)

 

 

 

個人的には、サービス終了によってなくなる可能性をはらむ無料ブログより、自分が主体となって管理できる独自ドメインブログの方をおすすめしてます。

 

ですが、感じ方は人それぞれ。

あなたのお店のブログは、何で作ってどう露出するか?考えてみてください。

 

 

【パターン③】各種広告戦略

広告出稿イメージ

お店のブログの露出起点としてもう一つ使えるのが、各種広告です。

お金を払ってブログの存在を世に広めるという、分かりやすい方法です。

 

 

例えば、Facebookのフィードに流れてくるFacebook広告。

特定のWEBページを、出せる予算内で、地域や年齢層、興味関心など、具体的にターゲットを絞り込んで広告配信できます。

 

友達の近況を見たり、コミュニケーションを取るのが目的であるユーザーが多い(娯楽目的)ことを考えると、ちょっとした豆知識やネタ的なブログ記事を広告配信すると、反応が得られやすいです。

※独自ドメインのブログは問題なく広告出稿できますが、無料ブログは出稿ができないケースが多いので注意が必要です。

 

 

その他にも、例えば地域のフリーペーパーに広告を出しているのであれば、ブログのURLをQRコードにして入れてもらうのも手です。

 

ブログというWEB上のページだからと言って、WEBでしか広告を出せないわけではありません。

アナログ媒体も総動員するイメージで、お店のブログの存在を知ってもらうといいでしょう。

 

 

たかだかブログを露出するのに広告使うの~?と思われるかもしれませんが、”理想のお客様像”を明確にし、その人に寄り添いながら丁寧に情報を込めたブログは、もはや単なる日記ではありません。

あなたのお店独自の情報メディア(オウンドメディア)です。

 

 

広告費かけてでも見てもらいたい!というクオリティに仕上がっているはずですので、ここぞ!という記事は、広告から流入経路を作るやり方も視野に入れておきましょう。

 

 

この方法のメリットとデメリット

各種広告を使ってブログの存在を知ってもらう戦略は、

  • 多くの人に一気にブログの存在を露出できる

メリットがあります。

 

じっくり読まれるかどうかは別として、広告の性質上、いったん情報を出せば数百人~数千人、数万人規模まで広がります。

新規開店や大きなイベントなど、広告を出すのにベストな(お店の雰囲気が盛り上がる)タイミングに乗じてブログの存在も広めるといいでしょう。

 

 

反対にデメリットは、

  • 頼りすぎると永遠に広告費がかかる
  • ”理想のお客様”から若干離れた人も反応する可能性がある

です。

 

理想は、検索やSNSなどネット上の無料のフィールドからも、ちゃんとブログへの流入がある状態にすることです。

頼みの綱が広告のみだと、永遠に広告費を払い続けていくことになります。

 

 

そして、多くの人に一気に情報が広まる(広く浅く情報が広まる)広告は、あなたのお店が理想としているお客様とはかけ離れた人たちにも届く可能性があります。

そんな人たちが実際に来店されたときなどは、注意は必要になるかと思います。

 

 

各種広告を使ってブログへの流入経路を作るやり方は、毎回よりも「ここぞのタイミングで!」というときに試すといいですね。

 

ここまでまとめます

お店のブログを見込み客に見つけてもらうには!?

①無料ブログのコミュニティ経由から×URLを投稿したSNSから

【メリット】
●無料
●ブログのバージョンアップはサービス運営側にお任せ

【デメリット】
▲サービス運営側の都合や規約抵触でブログが削除される可能性あり
▲デザインの自由度が低く、問い合わせへの導線が引きにくい
▲お店と関係ない広告が目立つ場所に表示される
▲ネット検索から見つけてもらいにくい

 

②独自ドメインブログで検索から流入×URLを投稿したSNSから

【メリット】
●「ネット検索にヒットしやすい書き方」を守ってブログを更新すれば、お店に興味関心の高い層から見つけてもらいやすくなる
●デザインの自由度が高く、問い合わせへの導線が引きやすい
●ブログサービスに依存していないため、堂々と商用利用できる

【デメリット】
▲年間1~2万円の運営コストがかかる
▲インターネット界の状況に合わせたバージョンアップは手動でおこなう必要がある

 

③各種広告から

【メリット】
●多くの人に一気にブログの存在を露出できる

【デメリット】
▲広告だけに頼ると継続的に費用がかかる
▲広く浅く情報が広まるため、”理想のお客様”とはかけ離れた層にも届く可能性がある

 

 

総まとめ

店舗

「こんなお客様でお店が賑わったら最高だよね~・・・」と感じる”理想のお客様”を集めるブログを作るには、

 

①”理想のお客様”はどんな人か?詳しく説明できるくらいまでイメージを固める!

②その人があなたのお店に対して不安がっていること、疑問に思っていることを全部なくすような情報を書く!(お客様とお店の間にブログで架け橋を作る)

③日常生活の中でもあなたのお店を思い出してもらえるよう、専門性を活かした生活の知恵も記事にする!

④あなたのお店の「真のファン」になってもらえるよう、こだわりやコンセプト、理念をストーリーで伝えよう!

⑤ブログは書いて放置では見られない!どうやって流入経路を作るか?どんな媒体を使うか?も考えよう!

 

あなたのお店の良さ、カラー、理念。せっかくブログで発信するなら、とことん伝えましょ!

なんとなーく書き始めようかな~・・・ではもったいない!

しっかり作り込んで、最高のお客様に集まってきてもらいましょう。